2010/09/06
BILLY BRAGG、ROSANNE CASH、そしてプロデューサーのJOE HENRYは2011年に発表される予定のニュー・アルバムのため、この秋一緒にレコーディングを行なうつもりだ。
BRAGGによると、プロジェクトはHENRYが隔年で行なっているドイツのルートヴィヒスブルグ音楽祭のソング・サイクルにBRAGGとCASHが参加したことがきっかけで始まったという。「僕たちは一緒に歌って素晴らしい時を過ごしたんだ。以来、一緒にスタジオに入ろうと計画を練っていたんだよ。11月に全員一緒に集まることになっているのさ」
BRAGGによると、彼とCASHはHENRYに歌の断片を送っており「彼がそれを僕たちが愉しめるようなものにしてくれると信じている」というが、ロサンジェルスでソングライティングのためのセッションを行なうつもりだそうだ。「僕は自分のレコードでは運転席に座って長い時間過ごさなくちゃならない。だから、HENRYの地下室で彼ミュージシャンやROSANNEとノンビリやれるのはすごくいいだろうね」
BRAGGはドイツで一緒に仕事をするまでCASHに会ったことはなかったが、「素晴らしいソングライター。ことに彼女が両親と義母の死を歌ったアル
バム『BALCK CADILLAC』は、信じられないほど力強い作品だ。しかも、彼女はものすごく頭が切れる人で、もちろん偉大なミュージシャンなんだ」
BRAGGはこのプロジェクトが1998年と2000年にWILCOとやった2枚のアルバム『MERMAID AVENUE』に似ているところがあると思っている。これはWOOODY GUTHRIEのレコーディングされていない歌詞から新しい歌を作ったものだが、そのセッションは報道されているほど辛辣なものではなかったそうだ。
「みんないつも僕とJEFF TWEEDYの間に問題があったと言うけど、二人ともそれまで他の誰かがミックスの音とかに口を出す作品で仕事をしたことがなかった、ってだけさ。あれ以来、僕はずっとリラックスできるようになったよ。おかげで他の人たちと仕事をすることが素晴らしいと思えるようになったんだ」
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像